このブログについて - About this Blog

このブログは思った事を思ったように書くブログです。政治と経済に興味があるので、そっちを重点的に、でも時々どうでもいい日記や、せっかく留学しているので時に留学生らしい日記も書きたいと思ってます。日本語ラベルは基本的に日本語で書かれていて、英語ラベルは基本的に英語で書きます。
This blog is where I write what I want to write. I am interested in politics and economics, so they will be more focused on, but I sometimes write Diaries which nobody really cares. Blogs with labels written in Japanese are basically written in Japanese, and those with English labels are written in English.
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Also, I am writing a Photo Blog as well. I would appreciate if you come and enjoy!

Monday, June 25, 2012

おもしろいが、中道を支持したい。----杉良太郎さん:刑務所の株式会社化を提案- 毎日jp(毎日新聞)

杉良太郎さん:刑務所の株式会社化を提案- 毎日jp(毎日新聞)

毎日新聞は個人的に好きではないのだが、報道されたニュースに関心を持った。
他の新聞ではこのことが報道されていないように思う。
「株式会社化」と言っているが、杉良太郎が実際にその言葉を使ったかも疑問。
毎日新聞だけに、今後注意を払って見ていく必要があるが、この案には賛成である。

個人的に、税金で罪人を”養う”のはよろしくない。
罪人であるからこそ刑務所に収容されながらも”自立”してほしいものだ。
そして、ただただ税金を使うだけでは政府にも経済にも良くない。

現在でも内職程度の仕事(?)は与えられているようだが、それでは不十分。
受刑者の中でも頭の良い者もいれば、とある技術に優れているものもいる。
そういった人間を無駄にしたくもない。
もちろん、罪を犯した以上は、刑務所にて服役してもらう。

もしかしたら、刑務所が利益的な活動をすることに反対意見があるように思える。
思うのは、そもそもなぜ政府が利益を上げるのがタブーなのか。
例え利益を上げてでも、例え不利益であっても資産の再分配に努めれば問題はないと思う。

きっと、株式会社化は行き過ぎである。
かと言って、完全な税金投入機関のままでもダメだ。

だから、刑務所の中で受刑者が合法的に利益を増やせる仕組みがあったら良いと思う。
所得などに対する税金は沢山かけてやって良いと思う。
刑の一部として高い税金をかける。問題ない。
そもそも税金で食べているのだから。
彼らは公務員ではない、受刑者だ。

そして、赤字会社の救助、プロテクショナリズムを続行する上で、税金による金銭的援助から、受刑者の労働貸与へとシフトさせる。(単なる発想です)

などなど。

とにかく、”会社”と言う形をとってしまうと、その会社が赤字になったり、潰れそうになった時に問題がでる。かといって、今のままのシステムでは不公平だし、ただただ税金を費やすだけだ。だから中道を支持したい。利益追求政府機関として機能させることが出来たら良いと思う。

一番大切なのは、罪人と言えど人材を無駄にせず、被害者及び遺族にとって不公平でなく、罪人にっとても*自ら償える環境が整う事。

*自ら償える環境:受刑者が”受刑する”と言う受け身の償いでなく、”自ら何かして償える”環境。例えば、働ける環境など。金銭的ではあるが、刑務所で稼いだお金を被害者及び遺族に送金したり、その資金を募金など何らかの形で社会貢献できる。

自宅勤務ならぬ刑務所勤務。
実現は難しそうだが、実現すればより一層良い。

Friday, June 22, 2012

未発展国、発展途上国、発展中国、発展完了国

公式な定義ではないが、発展途上国や先進国と言うのでは漠然過ぎる気がした。

また大きな発展を遂げてない国、
今まさに発展している国、
そしてある程度発展し終わってしまった国がある。

こういった、国を3つの種類に分ける言葉があったのを覚えている。だがそれが何であったか思い出せない。第3なんとかだったと思う。

そんなことよりも、つい最近思ったことは、アダムスミスはやっぱ正しいってこと。

アダムスミスはかつて植民地主義を否定する過程で、その一つの理由として植民地になっている国は(もし国と呼べるなら)、その国を植民地としている国よりも早く発展してしまい、将来的に貿易による利益が見込めない事を述べた。

例えば、イギリスとインドで例えると、イギリスはインドを植民地にする上で自国のテクノロジーや知識をインドに持っていき、インドを発展させ、”植民地”と言う特別な貿易条約によって利益を得る。インドにとっては、もちろん植民地化されるのは気持ちよくないが、先進国のテクノロジーと知識を得られるのは確かであり、イギリスの植民地化の有無だと、植民地とされた方が早く発展出来ると言うことになる。

こういうことからアダムスミスは植民地主義を否定した。

今回書きたかった内容は植民地主義ではなく、後に発展した国ほどより良く発展できるのではないかと言う疑問だ。

どの国のどの政治も成功もあれば失敗もある。しかし、後に発展し始めた国ほど他に例を多く探せる。そして、うまく外交が果たせれば自分の国の能力より遥かに超えた技術を手に入れることができる。

最近ブータンの勉強をしているのだが、この国は実に面白い。毎年一定の経済成長はあるのだが、さらなる経済成長を見込む政策をしていながら、文化や伝統を守ると言ったことも同時に行っている。その文化や伝統を守ることが経済成長を遅らせていると言う考えもあるが、文化と伝統を守ることは大切なことである。

それをするかどうかはブータンの自由だし、他の国がとやかく言う必要はないが、少なくとも、進む道を選べる立場にいる。ブータンはまだまだ小さな国なので、法律も制定しやすければ、人民の統制も比較的容易い。

一方、日本はそういう点から言えば発展しすぎた。国民は1億を超え、先進国仲間入りしたのはほんの数十年前とはいえ、発展も経済も最近は滞っている。今からこの日本を変えるのは大変だ。

今回のブログで何が書きたかったのか分からなくなった。

ただ、後から発展する国ほど成功出来る確率は高いように思える。

ブータンの良い所はClearn Energyを推進していること。つまり、環境をなるべく汚さないようにしている。中国は経済発展ばかりに目を取られ世界有数の公害大国になった。

これからもブータンに注目していきたい。Clearnのまま発展していってほしいものだ。

そして日本はブータンを最大限支援してほしい。ブータンは親日国家のひとつだ。

Yoshi
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Wednesday, June 20, 2012

日本の国際的影響力低下を実感

最近はワシントンDCで色々な講演に参加させてもらっているが、日本にまつわる話になると、悲しい事ではあるが、日本の国際的に持つ影響力と言うものが薄れてきているように思えてならない。

最近の地方紙で読んだのだが、アメリカ人に対するアンケートの結果が悲しいものだった。東アジアのうちアメリカの最も大事なパートナーはどこかと言う問いに対し、一番多かったのが中国、次に日本、最後に韓国だった。たかが1アンケート、されど大規模アンケート、無視はできまい。

日米安全保障条約と言うものがあるが、確実に日本がアメリカの下に来る関係になっている。この条約があるからパートナーと言えるわけではないのも確かだ。

今やGDPでは中国に抜かれた日本。私は個人的には、日本人は必ずしもGDPの向上を望んでいるようには思えない。中国はGDPを上げるべく経済政策をとってきたように思えるが、日本に関しては経済成長の末にたまたま世界2位まで登れることが出来たにすぎないと思う。そういう意味で日本のGDPが相対的に低くなってきている点については気にしないが、それが原因で他国から見下されるのであれば事態は別だ。

イギリスなどはGDPが低かろうと世界で一定の地位は保っているように思う。日本も世界において何かしら胸を堂々と張っていられる地位が必要だ。

日本の車産業は素晴らしく、世界各国に輸出され愛されている。とは言っても、近頃韓国車などの普及を無視できないのが事実だ。
アメリカ人にとっては日本も韓国も差を大して知らない人が多い。アジアと言う言葉でひとくくりにされがちである。だから、そういう人たちにとっては日本車も韓国車も差が特になく、韓国車の方が安いからと言って買ってしまう。Toyotaのブランド力は強いが、日本の国そのもののブランド力、つまりソフトパワーを鍛え上げられなければならない。

マンガやアニメはこちらでも人気のあるソフトパワーだ。日本にしかない日本にしか作れない日本のクオリティをもっと広めていくべきだ。

話は戻って世界的影響力の問題。アジア地域の経済の話になれば、日本経済は停滞しているからと多くは語られず、話題は中国中国中国・・・。軍事の話になれば、日本はアメリカに頼ってるし大した軍拡もしてないからと言われ、話題は中国中国北朝鮮北朝鮮・・・。政治の話になれば日本は国内の問題が多すぎるからしばらく何もないだろうと言われる。

参加した多くの講演で得た日本の印象はこうだ。力を失い、それを取り戻す力に劣り、どんどん見下されていく国。

色々な講演に参加した感想でした。