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Tuesday, March 13, 2012

世界平和と日本平和

俺は平和学習と言う名の下、中学生で広島に落とされた原子爆弾についての勉強をやや集中的に受けた。その中で、関係のない人をこんなに一気に大量に殺すのはひどい、そう思った。

いずれ関係のない人ではあながちないんではないかと気づいた。

でも、やはり、世界の平和のためにはどの国も友好的で戦争なんてしない前提じゃなければダメだと思った。この気持ち自体は今も変わらない。

ただ、世界平和を追求する間に、わが国を失って良いのか、という疑問にぶち当たった。分り辛いだろうけど、簡単に言うと日本は今危機だと思うんだ。

日本がどんなに頑張って平和だ平和だと言って外交をしても、それを踏みにじってくる中国もいれば、日本自身が果たして独立国家なのかという疑問を抱かせるアメリカもいる。こういう国たちに揉まれてる日本を置いて、世界平和など語れるのだろうか。

人も国も同じだと思う。自分の事出来ずに何故人の事が出来ようか。自国の平和を危うしてまで何故他国を思えよう。

もちろん、日本と言う国に誇りを持って世界で活躍する人材と言うのは必要であり、素晴らしく尊敬できる立場であると思う。だが、この俺は、どうすれば良いのか。

国際関係学の授業を取れば、日本人として世界貢献しなければと思う。中国史や日中の政治学を取れば、暢気な日本が心配になってくる。

そして、半ば諦め掛けている自分がいる。戦争を繰り返すアメリカに、まったく進歩を見せない宗教問題、そして解決はあり得ないんじゃないかという領土問題。中国は侵略を繰り返し、反日教育を続ける。日本に抵抗するとかどうとかより、他国を敵視する教育が世界のどこかに存在する限り、本当の世界平和は訪れないのではないだろうか。

しかし、その中でも数々の国連平和維持活動等、成果を上げて、新たな国が生まれている。小さな国達だけど、立派に独立して新たな一歩を踏み出してる。

世界的にも日本的にも脅威は中国なのではないかと思う。あの国は戦後数々の侵略を繰り返しながら、安全保障理事会の常任理事国として平然と座っている。そもそも平和を築こうというこの機関に戦後の大侵略国家中国、歴史上大侵略国家のイギリス、今も理由をつけては戦争を繰り返すアメリカが常任理事国としているのはどうも納得がいかない。そもそもなぜ常任ポジションがあるのか。これについて話すとまた長くなるので今回はやめておく。

何が言いたいかと言うと、日本が心配って気持ちと少しでも世界を本当の平和に近づけてみたいっていう俺の葛藤、というか疑問と言うか、うまく言えないが・・・・・・俺は完璧が存在するとは思わないけど、完璧を目指したいと思う。日本が平和で世界も平和なら素晴らしいことだ。ただ、その両方が、或いは片方ですら、実現しようものか。すると信じたいからそう信じる。そうなれば俺はどっちを取るべきなのか、という俺の贅沢な悩み。

結局、どちらの道にせよ、険しく遠い道のり。今はまだ大学生なので沢山勉強して知識を増やしていくしかない。いつもこの結論に行き着く。ただ、もう3年生も終わろうとしてる今、そろそろ道を見極めなければならない。



Yoshi
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