」で、魯迅の狂人日記を引用し「中国には人肉を食べる文化があった」と言っていたように思う。ただ、色々調べて見てもそのような資料は出てこない。
出てくるのは魯迅の作品、狂人日記の中の登場人物の中に病的な被害妄想癖のある人物がいて、その人物が周りの人は皆カニバリズムであり、自分もいずれ食われてしまう、そういった妄想と葛藤すると言うものだ。
その題材となった人物は魯迅のかつてのクラスメイトで、実際にそういう妄想癖があった人がいた、とのこと。
中国が嫌いでけなすもの良いが、あることないこと言ってはならない。
最後に、もし辻本氏がそういう意味で述べていなかったり、或いは自分の誤解であれば申し訳なく思う。ただ、辻本氏の知識量には驚き尊敬もするが、彼は時に感情的になり過ぎるようにも思える。彼のブログや意見こそなるべく冷静に自分の立場や情報分析の姿勢を崩さずに読むことが必要であると思う。
辻本氏の本のリンクを貼らせて頂きます。
先ほども言ったように彼は少々過激ですが、この本に書いてあることはどれも考えさせられることばかりです。もちろん事実も沢山載ってますし、項目が細かいのでちょっとずつ読んでいけるのも良い所だと思います。この本で多くを学んだのも事実です。どんな本を読む時に共通したことですが、なんでもかんでも信じないと言うのは基本です。どんな本でもです。著者の見解の塊ですから。以上をふまえた上で素直に推薦できる本です。
Yoshi
写真ブログもよろしくお願いします。
Please come to my Photo Blog as well.
No comments:
Post a Comment